国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の登録による関連情報 (→ユネスコとはどんな組織か?外部リンク

ユネスコ無形文化遺産に関する情報(定義)

ここから掲載する記事及びに情報収集にあたり、結城紬ユネスコ登録2周年を迎える前に

掲載し、登録前、登録後、1年と数ヶ月の時間の流れを経過してどこくらいの情報になるか?

という、知的財産の共有、結城紬の現場と今を記録し、登録されたもの、まだ登録されていない

日本に残る保護が必要な様々な対象物を見直しをして改めて文化的価値を見いだします。

 

<結城紬ユネスコ無形文化遺産登録前>

 

重要無形文化財結城紬がユネスコ無形文化遺産
“代表一覧表”の提案候補に!
平成21年5月20日、文化庁は国連教育科学文化機関(ユネスコ)が無形文化遺産保護条約に基づいて作成される「無形文化遺産の代表的な一覧表(代表一覧表)」に結城紬を含む13件を第2回提案候補として発表しました。
ユネスコ無形文化遺産の保護に関する条約は、各締結国に対し、自国内に存在する無形文化遺産についての目録を作成し、無形文化遺産の代表的な一覧表、及び危機一覧表への記載提案をすることとされています。
【今後の日程】  平成21年8月中   外務省・文化庁連絡会議
  平成21年8月31日  ユネスコへの提出締切
  平成22年9月     政府間委員会で決定(予定)

【関連ホームページ】

  無形文化遺産関係 文化庁ホームページ

  重要無形文化財結城紬 結城市ホームページ

 

<結城紬ユネスコ無形文化遺産登録から1年経過での動きと企画>

 

登録決定


 平成22年11月16日,ケニアのナイロビで開催中のユネスコ無形文化遺産保護条約に関する第5回政府間委員会において,結城紬の「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」への記載が決定しました。
 この条約では伝統的な芸能や工芸技術,祭礼などの「無形文化遺産」の認知を高め,次世代へ継承していくことが定義されています。

 世界各国から147件の提案があり,国内からは「結城紬」と沖縄県の「組踊」の2件の記載が決定しました。染織部門では平成21年に登録された新潟県の「小千谷縮・越後上布」に次いで2番目となります。

結城紬は本市を中心とした近隣市町村で生産されている絹織物です。糸つむぎから機織りに至るまでのすべての工程において,手作業による伝統的な技法が守られており,昭和31年には国の重要無形文化財に指定されています。今回の登録により,その伝統技術が世界にも認められることとなりました。

一周年記念

 

平成23年の時の結城紬ユネスコ無形文化遺産の伝達式 (転載先 結城市役所HP)

7月14日(木)、文化庁において、昨年11月にユネスコ無形文化遺産代表一覧表に記載された結城紬の「代表一覧表記載認定書」の伝達式が行われ、本場結城紬技術保持会の柿木肇会長、外山好夫副会長、結城市長、小山市長らが出席し、近藤誠一文化庁長官より認定書が伝達されました。
 ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)では、無形文化遺産の保護を目的に、平成18年に『無形文化遺産の保護に関する条約』を発効し、各国からの提案を受け、代表一覧表への記載を行っています。世界各国から213件の無形文化遺産が代表一覧表に記載され、うち日本からは結城紬を含む18件が記載されています。(H23.7現在)

下野新聞SOON)より抜粋<栃木県の新聞>

 【小山】市は、12月4日に県と共催する結城紬のユネスコ無形文化遺産登録1周年記念イベントで行う「結城紬ファッションショー」のモデルを一般募集している。市工業振興課は「結城紬を着て多くの人の注目を浴びる貴重な体験。皆さんの協力でステージを成功させたい」と応募を呼び掛けている。

 ショーは記念イベントの目玉で、同日午後、小山グランドホテルで実施。結城紬の新たな商品展開をアピールするのを目的とし、着物だけでなく、市在住のデザイナー坂口美智子さんがデザインした洋服なども披露する。

 募集人員は中学生以上の男女30人程度。プロは応募できない。28日午前9時半から市生涯学習センター(ロブレ6階)でオーディションを行う。合格者は坂口さんによるウオーキング指導などの講習会を経て、本番のステージに立つ。

 応募は18日消印有効で、往復はがきに住所、氏名、電話番号、年齢、性別を記入し、〒323=8686、小山市役所工業振興課「モデル募集係」に郵送するか、同課に直接申し込む。

 ショーで披露する衣装や小物を製作するために使う結城紬の端切れの提供者や、着用しなくなった結城紬の洋服へのリメーク希望者も募集している。

下野新聞SOON)より抜粋<栃木県の新聞>

 【小山】12月4日に行われる結城紬ユネスコ無形文化遺産登録1周年記念式典(市、県など主催)が約1カ月後に迫り、目玉イベント「本場結城紬ファッションショー」のモデル13 件レッスンに一段と熱が入っている。36人の公募モデルは未経験者が大半。ショーを統括するデザイナー坂口美智子さんは「訓練した通りの姿勢や歩き方ができるようになってきた」と手応えを感じている。

 「結城紬のモデルとして恥じない品格を持ち、すてきなショーにしましょう」

 10月29日夜、市生涯学習センターで行われたモデル13 件レッスン。坂口さんの声に、子どもも大人も一様に表情を引き締める。動きにぎこちなさの残る人もいれば、玄人はだしの人もいるが、ステージでの立ち居振る舞いやウオーキングを体に覚え込ませようと全員真剣だ。

 モデルは12~66歳の男女36人。市内在住者が約半数を占め、県北地区や県外在住者もいる。8月に行われたオーディションには111人が参加し、年齢構成も考慮して合格者が選ばれた。レッスンは9月から月1~2回行われている。

 城東6丁目の糸井正夫さん(66)、緑さん(65)夫妻もモデル13 件初挑戦。「あの結城紬が着られるのなら」と応募した。正夫さんは「照れくささが半分以上だが、歩く速さや表情などを言われた通りできるよう頑張っています」と笑顔をみせる。

 本番で公募モデルが披露する衣装は、着物と洋服、ドレスなどのフォーマル用の3種類。洋服やフォーマルは坂口さんがデザインし、結城紬の端布などを使って製作中という。

 

結城紬ユネスコ無形文化遺産登録記念事業

平成23年11月6日(日),市民文化センターアクロスにおいて結城紬ユネスコ無形文化遺産登録記念事業が開催されました。
 「きものと日本文化」をテーマに女優の檀ふみさんをスペシャルゲストに迎えたトークショーや,結城紬の新たな着こなしを提案したファッションショー,技術者による制作工程の実演などが行われました。
ユネスコ無形文化遺産記念事業実行委員会事務局
市生涯学習課 文化係 (結城市役所HPより抜粋)
小山市

女優島田陽子さんによるトークショー

『国際派女優』島田陽子さんを招待してのトークショー。着物に関するエピソードやご自身の本場結城紬との出会いなど、会場の笑いを誘いながら、本場結城紬の魅力について語っていただきました。

本場結城紬ファッションショー

デザイナー 坂口美智子さんプロデュースによる本場結城紬ファッションショー。135名の応募者の中から選ばれた35名の一般モデルの皆さんが、着物の他、本場結城紬を使用したカジュアルウエアやドレスを着こなし、スポットライトを浴びながらプロさながらのウォーキングを見せて会場を沸かせていました。

小山市HPより抜粋

 

1周年のときに掲載し、報告した記事(詳細はこちら

同上、結城市での一周年記念式典の様子の当サイトの記録(詳細はこちら

同上、小山市での一周年記念式典の様子の当サイトの記録(詳細はこちら

まとめ

結城紬ユネスコ登録ということで、まとめてみたのだが、<祝 結城紬 ユネスコ登録>といった

ことが掲載されているが、上記の記述からは<祝 国の重要無形文化財 結城紬 ユネスコ登録>というほうが

報道にはふさわしいような気がしてならない。

ここまでユネスコ登録1周年後、ぷっつりと情報が切れてユネスコ登録関連情報がほとんどない。生産地の茨城県結城市と栃木県の小山市の市役所に2周年は記念式典は行うかどうかたずねたが、両県(市)とも予定していないとの回答だった。結局のところ、5年や10年というキリ番の周期でないとおそらく式典はないのかもしれない。

つい筆2周年に

結城紬2周年で小山市役所は記念式典(2周年を行わないとの回答だったが行った。下記に掲載します。)

下野新聞より

【小山】本場結城紬のユネスコ無形文化遺産登録2周年記念式典が8日、市内の結婚式場で開かれた。席上、「小山評定ふるさと大使」の三遊亭円楽さんに本場結城紬の着物一式を贈呈。着物と縁の深い落語家円楽さんに、魅力発信を託した。円楽さんは式典後、早速着物を着て落語を披露。詰めかけた多くの市民を楽しませた。

 円楽さんは市内の専門学校の客員教授を長く務め、2004年同大使に就任した。本場結城紬がユネスコ無形文化遺産に登録された際は、テレビなどで話題に取り上げ、素晴らしさをアピールした。

 高座に上がった円楽さんは、一回りして結城紬を披露。「これだけ話をすりゃ、そのうちくれるだろう」とテレビで言ったことを紹介し、「2年越しに願いがかなった」と会場を笑わせた。また、「着れば着るほど味が出てくる結城紬は芸事にも通じる」と、伝統を守る大切さを強調した。

 小山ブランド創生協議会が円楽さんに贈ったのは、紺色縞柄の羽織と着物、角帯と足袋。足袋は、着物と同じ布を使い大手メーカーに特別に制作を依頼したという。

 同協議会長の大久保寿夫市長が「本場結城紬の魅力を全国に発信していただくため贈呈する」と目録を手渡すと、円楽さんは「いろんなところでしゃべれということですね」と笑顔で応じた。

以上である。

また、小山市役所ホームページは私情がはいっていないです。

詳細はこちら

また以下のことも参考までに記載しておきます。
1.世界無形遺産の条件
 ・たぐいない価値を有する人類の無形遺産が集積されていること
 ・たぐいない価値を有する民衆の伝統的な文化の表現形式であること

2.「無形文化遺産の保護に関する条約」の第2条では、「無形文化遺産とは、慣習、描写、表現、知識及び技術並びにそれらに関連する器具、物品、加工品及び文化的空間であって、社会、集団及び場合によっては個人が自己の文化遺産の一部として認めるものをいう」と定義している。