竹筬 新品 地機用63羽 <売り切れ>

近代化になぞられた筬は、金属製のものへと竹筬からしだいに変遷した。しかし、唯一、近代化でも竹筬を上回ることのできなかった

ものがある。それは軽量化をかさねても、金属が竹のもつ<軽さ>には勝てなかった。筬目の均等性、耐久性、破損性は竹筬の存在を

風化させることができた。竹筬が新品で存在するのは結城がこの軽さに着目し、機(はた)の量産性だけは維持したいがために、すべて

をステンレス筬にきりかえる判断を遅らせたためである。