日本の染と織の美展

鐘紡株式会社社長、伊藤淳二氏というと、古代から近世にかけの生命に溢れた自由な表現をもつ芸術性豊かな染織品のコレクターとして知られる。そうした染織品を苦心しながらコツコツと集めて、最新の保存設備を設けては秘蔵してきた。この書には、そうした珍しい染織品を染織文化に貢献するため、いくたびか公開してこられてきた。鐘紡コレクション全5巻も好評な染織資料と評価かれてきている。新しい発想の機会を与え、伝統染織品から現代に通ずる美しいものを発見する温故知新の精神をもてば、きっとあなたの役にたつ資料になることであろう。とくに江戸時代の品は、江戸の華やかな染織時代であったことはビジュアル、視覚的な華やかな色彩からも、江戸時代を思うとき、あぁ、日本人はこうしていろいろ工夫を重ねて、着物をつくってきたのだなぁ、と感じれるもので、着物文化を再び見直すときにいろいろと感慨深いものがあるかもしれない。結城図書館で借りることができる。