1. 蛍光繭の遺伝子くみかえと玉繭の養蚕2015 玉繭研究の指摘と考察 北村陵

    遺伝子くみかえの最先端で、玉繭という養蚕過程において、ひとつの繭をつくるのに蚕さんが

    いっしょになって(複数)で繭をつくってしまうことがあり、こうしたものは一般的にクズ繭

    とよばれて紬などの糸に使用されてきた。紬の性質じょう、絹や繭を真綿に加工するために

    そうした捨てるにはもったいない上等なものは、煮て紬の原料にする。

    玉繭の糸は複数の蚕によってできた繊維が複雑に絡み合い、独特のふしこぶが出来る。

    玉繭糸は、現在の養蚕ではあまりみかけないものとなった。研究機関は玉繭を意図的に

    作り出すことに成功したという。そして玉繭糸の必要な織物に供給をしているという。

    がしかし、これは織物業がその糸を供給してもらいたいというのは根本的ミスをおかしている。

    あくまで織物、というのはどういうものか

    ということをあえて私以外の言葉によって客観性をもたせる。

    茨城繊維工業指導所の歴代所長 坂入了氏 の言葉であるが引用する。

    勘違いしないでいただきたいのが、この人物は私はこの言葉以外は、結城の貧しい職人世界を

    描写したことからも立場じょう、崇拝するわけにはいかない。県公務員の守秘義務違反

    グレーゾーンをじでいっている。ただこの言葉は素晴らしいまでに

    完璧な心理描写に成功している。引用する。

    <<<<玉繭や出殼繭といったくず繭とよばれる絹は不規則な繊維になっていることがあります。そうした絹素材を結城では手つむぎ糸にして紬織物をつくります。そうした原料をみますと不規則な繊維ですから、ふしこぶが糸にできやすいといえます。染織家であたかもそのふしこぶが紬織物の味であると誇張するものがいる。それは紬職人の考えとは大変、異なるものです。紬職人は美しい織物をつくることを考えています。糸とりで手つむぎ糸をつくる紬職人でふしこぶの糸をわざわざこしらえる人は一人もいません。ふしこぶは無いほうがいいんです。しかし、人間の手仕事であるからどんなに注意をはらって糸とりをしてもふしこぶが出てしまいます。その結果、どうしても避けることが出来ずに出てしまったのがふしこぶであり、紬織物なのです。それをはじめから染織家が紬織物のふしこぶが味であると誇張するというのは私は違うと思うのです。>>>

    この文章はもっときつく厳しい文で実際は説かれているが読む人が落ち込む可能性が高いためある程度編集をくわえた。