4月 植物学デザイン

さくら 桜

自宅の敷地の枝垂(しだれ)桜です。4月菜の花と競うように咲きます。

桜はいうまでもでもなく縁起の良い花です。

最近、この桜を使用して染色することが結城紬の産地で

ひとつのテーマになっています。

大久保雅道さん(伝統工芸士)と私は協力して草木染めの再生を

目指しています。とくに氏の、特許技術<思川桜 による染色>は

素晴らしいものであると私は評価しています。この思川桜は

修道院に咲いた大(多)花弁の桜で 、小山市の清きいのり人の

思いが神にとどいた奇跡のさくらとも言えそうです。突然変異の桜なのです。

桜は八重(やえ)たり、枝垂(しだれ)たりして美しい桃色は

なんとも言えない世のはかなさを伝えてくれます。

春のおとずれの花の開花前に枝を採取します。そして上手に

染色法をおこなうと、このはかない色の上澄み染料がとりだせます。

開花してしまうと褐色や黄色になり、はかない桃色に染めることができません。

結城市は城下町です。

18代も将軍様が続いたのですが、滅ぼされてしまいました。

この上記写真は、結城の殿が城をかまえていた場所で城は残っていませんが春にそのくるしみを桜の花が癒してくれます。ここは写真家が毎年あつまり、絶好位の桜のワンショットのために毎日はりこむ人もいます

こちらは、与謝蕪村という歴史上、有名な詩人がよんだ句が石碑になって城跡公園に静かに鎮座しています。
城跡公園の桜 八重桜
天気、太陽の淡い春の光で幻想的になる桜