一尺三寸竹筬
縮用は58羽で竹筬では一尺1寸7分が当時の標準であったのかもしれない。 こちらは一尺三寸でおすもうさんなどの紬需要にこたえた竹筬になる。 58羽は63羽よりやや筬目があらく、 天気のいい日に63羽をみてもう片方をかざせば、 あらいか細かいのか肉眼で確認することができる。 筬つかも、一尺三寸ように作ってもらわないとおさまりきらないので 一概に道具としてすすめることもいかないという、 いってみれば珍しい竹筬である。私が確認している範囲では一尺三寸はこれ一本 のみであり、相撲取り用の紬を織っていた織り手は限られていたのかもしれない。