<結城紬を知ろう! 本場結城紬(ほんばゆうきつむぎ)とは>

<本場結城紬とは>概念

『本場結城紬』<以下、結城紬という。>とは長い歴史を誇る絹織物です。結城紬は日本が誇る最高級絹織物のひとつ。結城紬は独特の肌触りがあり、しかも軽くて暖かい。多くの人に賞賛されてきました。その秘密は1200年の歴史を今に受け継ぐ伝統の技法、日本が誇る匠の技の伝承にありました。真綿を使い、人の手で糸を紡ぎ、手紬糸となりそれを40を越える手作業の工程をえて織られていきます。結城紬は地機、高機で織られ、特に地機で織られる織物は日本最高峰と言われています。結城紬は昭和31年に国の重要無形文化財に指定され昭和52年に伝統的工芸品に指定されました。なお、結城紬縮織(ちぢみおり)は茨城県の無形文化財に指定されています。

縮織りは、八丁撚糸機でよこ糸に使用する手紬糸だけに強撚をかけます。その結果上記結城紬とは異なる風合いの織上がりになります。さらに仕立てる前にしぼ出しという工程を経て、初めて縮織りの持つ独特の風合いになります。

ユネスコ登録の結城紬の概要(2012.6.7.掲載及びユネスコ登録2周年を迎える前に書き下ろした概要)

結城紬のユネスコの無形文化遺産について

平成22年11月16日にケニアのナイロビにて
<人類の無形文化遺産の代表的な一覧表>への記載が決定しました。
そこには次世代への継承が定義されています。
日本の織物でのユネスコ無形文化遺産は
平成21年に新潟県の小千谷縮、越後上布に次いで
2番目となっています。
結城紬の糸つむぎ、絣くくり、地機織りまでの手作業による
伝統的な技法が守られており、昭和31年には
国の重要無形文化財に指定されています。
今回のユネスコ登録によりその伝統技術が
世界にも認められることになりました。

 

ユネスコ登録に関する報道や記事(一例及び抜粋)

結城紬は、結城市と栃木県小山市を産地とし江戸時代初期には名称が確認される歴史の古い絹織物だ。今回、「組踊(くみおどり)」(沖縄県)とともに登録され、日本からの登録は18件となり、県内では昨年登録された「日立風流物(ふうりゅうもの)」に次いで2件目。

 県教委文化課によると、登録で直接、国などからの補助につながることはないが、国内外の認知度が上がってPRがしやすくなり、地域活性化にもつながると期待される。

 橋本昌知事は「県の伝統産業、結城紬が国際的に認められた。知名度も上がるので、産地もこれをきっかけに元気を出し、地域振興につなげていただきたい」と話した。結城市では17日、JR結城駅北口と市役所大町分庁舎に垂れ幕が掲げられ、市民に登録決定をアピール。同市は昨年から着物で市内散策を楽しんでもらうイベント「きものday結城」を開催、約200人が参加したという。

 小西栄造市長は「世界に認められ、うれしいかぎり。ライフスタイルの変化で和服を着る人が減り、和装の振興が課題。結城紬を後世に伝えることは行政の責務と思っている」とコメント。県本場結城紬織物協同組合の外山好夫組合長は「生産者にとって何よりの励み。責任の重みを感じ、後継者への伝承が重要という思いをますます強くした」と話した。

八丁撚糸機 糸に右、左撚りの撚糸を行う機械。

参考;横浜にお住まいの方はシルク博物館に展示してあるので是非見に行って下さい。写真のものは以外と大きいです。

原料と糸
袋真綿(ふくろまわた)を使い、糸とりする。
糸。それが最大の結城紬の違いです。

本場結城紬織物協同組合において管理されているもの

ユネスコ登録が英文にて書かれている。

ユネスコ登録2周年前に書いたレポートはこちら