<結城紬 煮繭(しゃけん)>
煮繭(しゃけん)
繭を煮て繭を柔らかくする作業。

原料の繭を準備します。
水に重曹を入れます。そうすることで繭のセリシンという物質をとりのぞき、不純物を取り除くことができます。
木綿や麻袋などに繭を入れます。どうしても浮いてくるので棒などで沈めます。
沸騰させます。
浮いてくるので棒でおさえます。
約2時間煮込みます。
棒でつつくとだんだん柔らかくなっていくのが分かります。
重曹を試験的に入れないものも作ってみます。同じ工程で沸騰させます。
さらに棒でおさえます。
2時間煮込むと水が茶色になります。
木綿、麻袋から出して脱水します。
繭の一部薄い部分から丁寧にあけます。
さなぎが入っているので取り除きます。
中はこんな感じです。
ひろげてみるとこんなに薄く広がります。
写真左が重曹を入れたもので、右が水のみのものです。
水だけの煮繭は開きが悪かったです。
重曹入りの水の煮繭は開きやすかったです。この結果、セリシンを取り除くのとやわらかくなることなどから、水だけのものより、効率がいいことが分かります。